沿革
  旧呉海軍工廠が戦艦「大和」建造のため昭和初期にドイツから輸入し,戦後は,鉄道技術研究所が管理,昭和42年に広島大学工学部に移管され,瀬戸大橋 の構造物の強度試験にも使われ産業技術の発展に大きく貢献しましたが,老朽化が進み本来の能力に及ばず,平成23年7月「大和」のふるさと呉市の大和 ミュージアムへ寄贈されました。
リニューアルした実験棟には,大型反力床(最長30m)と,2基の大型反力壁を設備,構造物加力載荷システムと多目的載荷装置を設置し,新たに教育・研究施設として活用されることとなりました。
 今後は,実大スケール構造物の耐荷力実験が可能となります。更に大型の載荷試験システムの導入を図ることを目指しています。 
 


東広島キャンパス大型強度試験室に在りし日の3000t大型強度試験機

1932年 ドイツSchloemann社設計、Haniel&Lueg社製造
1934年 呉海軍工廠に輸入、運転開始
1950年 日本国有鉄道に移管、鉄道技術研究所
1967年 広島大学工学部(広島市中区千田町)に移管
1968年 大型強度試験室発足
1986年 同試験室、大学移転に伴い東広島市に移転
2011年 呉市海事歴史科学館大和ミュージアムに大型強度試験機を譲渡
2012年 大型構造物実験棟開所式


大型構造物実験棟(現在)


大型強度試験機贈呈式 2011年7月6日
(広大通信第46号掲載記事より抜粋)